こんにちは、P太郎です。
最高気温が10℃に届かない日が出てきましたね。
外が冷え込んでいる冬のはじめ、あったかメニューが食べたくなりませんか?
ということで、今回はおでんをご紹介しようと思います。
おでんのルーツは豆腐のみそ田楽
室町時代、豆腐を拍子切りにして焼き、味噌を塗った田楽が生まれました。
田楽の女房言葉がおでんであると言われています。(田楽→お田楽→おでん)
江戸時代にそれが大流行。
串にささった豆腐田楽を食べている様子をイメージすると、ちょっと前にはやったハットックを思い出しますね。
明治時代になってから焼きおでんに対して汁たっぷりの煮込みおでんが登場したとの説が有力です。
ちなみに、東京で一番の老舗は1844年(江戸時代)に開業した「たこ梅」さんと言われています。
関東で生まれた煮込みタイプのおでんは関西にもちこまれで「関東煮(かんとうだき)」と呼ばれてさらに進化を遂げ、今でもその時期に開業したおでん専門店は人気なのだとか。
お店で食べられるおでんが家庭で食べられるようになったのは昭和時代、戦後になってから。
それまでは子供たちのおやつとして身近なものだったおでん。
おでんの素が発売されて一気に各家庭に広がりました。
今でもこの時期になるとおでんのセットが売られていますよね。
おうちでおでんレシピ
【材料】鍋1個分
・大根 1/2本
・おでんの種セット 1個
・かつおだしの素 小さじ1
・昆布 10cm角
・米 大さじ1
・塩 適量
・醤油 適量
【作り方】
- 大根の皮をむき、お好きな厚さに切る
- 鍋に大根と米を入れ、大根がかぶるくらいの水を入れて沸騰させ、火が通るまでゆでる
- ケトルでお湯を沸かし、おでんの種セットをざるに入れてお湯をかけ、油抜きをする
- 大根を別の皿に取り出し、鍋の水と米は捨てる
- 鍋におでんの種セットと大根を入れ、水と昆布、かつおだしの素、おでん種セットに出汁の素がついていればそれも加えて温める
- おでんのつゆを味見してみて塩または醤油を適量加えて味を整え、一度冷ます
- 食べる前に再度温めて完成
ポイントの一つ目は大根を別で煮ること。
大根の青臭さがなくなり、味が染みやすくなりますよ。
ポイントの二つ目はおでんの素だけでなく、さらに出汁を足すところ。
出汁がおいしければ大体の料理は成功です!
今回はシンプルにおでんの材料を使いましたが、そのほか牛筋を入れてみたり、卵を入れてみたり、ゆでた白滝を入れてみたり、、、
10年位前からロールキャベツを入れたり、湯向きトマトを入れたりするのも流行っていますよね。
お好みの具材であったかおでんを楽しんでみてくださいね。
それではまた。
P太郎