こんにちは、P太郎です。
最近P太郎家のメニューに各国料理、とくにロシア料理が増えてきています。
旅行に行きたい願望がうずうずしてしまっているんですね(汗)
ということで今日もロシア料理、ペリメニ(水餃子)をご紹介いたします。
ロシア料理はこの他にもご紹介しておりますので、合わせて御覧くださいね。
お肉のピロシキ(惣菜パン)
ウハー(魚のスープ)
ロシア料理・ペリメニのレシピ
【材料】12個分
皮
・中力粉 100g
・卵 1/3個
・塩 ひとつまみ
・水 30ml
具
・ひき肉(今回は豚) 70g
・玉ねぎ 1/3個
・にんにくチューブ 少々
・塩 二つまみ
・胡椒 少々
添えるもの
・サワークリーム あれば
・ディル あれば
【作り方】
1. ボウルに皮の材料を入れてよく練る
2. 全体がまとまったらラップにくるんで常温で30分生地をねかせる
3. 玉ねぎをみじん切りにする
4. ボウルにひき肉と塩を入れて白っぽくなるまでよく混ぜる
5. 4に玉ねぎとにんにくを入れてよく混ぜる
6. 2を20cmくらいに細長く伸ばし、12個に切る
7. 6を綿棒で丸く伸ばし、直径10~12cmくらいの円形にする
8. 真ん中に4を乗せて半円形に閉じ、半円の尖った端と端をくっつける
9. 鍋にお湯を沸かし、塩を少量加えて8を入れて茹でる
10. 浮き上がってきたら器に乗せ、サワークリームとディルを添えて完成
成形が終わったところ(8)で冷凍保存も可能です。
冷凍したものはそのまま茹でてくださいね。
解凍するとぐちゃぐちゃになりがちです。
餃子の歴史は紀元前3000年のメソポタミアから?
小麦が栽培されるようになったのはメソポタミア文明からと言われており、そのときにはすでに小麦の生地で何かを包んで加熱するいう調理法が生まれていたのだそう。
その後、餃子は新疆ウイグル自治区、そして中国に伝わります。
意外にも、中国発祥ではないのですね。
今回ご紹介したペリメニはもともとフィン・ウゴル語系で耳パンという意味。
つまり、フィン・ウゴル語系の方々の食べ物。
ロシア料理はロシア発祥のものは実は少なくて、ソビエト時代に併合していた周辺諸国の食べ物を指すことが多いんですよね。
フィン・ウゴル語族はウラル山脈よりも西側にお住まいの、フィンランド、エストニア、スカンジナビア、ハンガリー付近の方々。
今のフィン・ウゴル語族の見た目はコーカサス(金髪美女)とモンゴロイド(私達)のミックス顔の方々とコーカサス系の方々。
どこから来たのかは定かではありませんが、ハンガリーの方々は言語的に特殊でモンゴルとかそのへんの騎馬民族系からと言われていますよね。
個人的には新疆ウイグル自治区から西に向かってペリメニになり、イタリアのラビオリになり、南西に向かって、トルコのマントゥになり、という流れだと思っていたのですが、イラクから始まった餃子文化が近くのトルコにも行き、ロシアのペリメニになり、という流れもなくはなさそうだし、、、
こういうロマン、いいですね。
民族の動きと化石の時系列と現在の餃子の味と形で研究したいところです。
ぜひ、古代に思いを馳せて試してみてください。
それではまた。
P太郎